無方向性マイナス電位シールド RCAケーブル


不完全な構造のRCAプラグ用に最適化されたピンケーブル

ピンプラグは1960年代にオーディオ用として使用されて以来 現在でも使用されているコンポーネントを接続する主要なケーブルです。 嘗ては問題にならなかった、シールドとマイナス極を兼用している構造は 現在では、コンポーネントのスペックが上がったことで、たいへん使いにくいケーブルとなってしまいました。 しかしながら、多くのコンポーネントがピンケーブルを使用しているため使用せざるを得ません。 そこで、逆転の発想から、ピンプラグ用に最適化されたケーブルを開発しました。 高耐ノイズ性と方向性に影響を受けないピンケーブルです。

ケーブル部分は4芯スターカッド構造にシールド付

ケーブルのプラス極とマイナス極は4芯スタッカード構造です。 4本の対角同士を接続する、外来ノイズに対して高耐性の構造です。 シールド部分はケーブルのセンター付近(2mのケーブルであれば1mの箇所)でシールドをカットし、 入力側、出力側それぞれに交流的にコンデンサーを介して接続されており、交流的にはグランド電位です。 これは、プリアンプ・パワーアンプ間に2mのケーブルを使用した場合、 プリアンプのシャーシがせり出し、1mの長さのパイプ状になってピンケーブルを包み込み、 パワーアンプ側からもシャーシがせり出し、1mの長さのパイプになってピンケーブルを包み込んでいる状態と 電気的に等価と考えることができます。

電池を使用したマイナス電位シールド

シールドは交流的にはグランド電位を保ちつつ、 直流的にはマイナス電位になっています。 シールドをマイナス電位にすることで、2重シールドにした以上の耐ノイズ性を有するケーブルになりました。 マイナス電位を発生させるのは9vの電池を使用しています。 電池ボックスには電池の残量チェックのためのスイッチがついています。

無方向性マイナス電位シールド RCAケーブル仕様

ケーブル  4芯スタッカード構造
長さ 1m または2m
付属品  電池(006P)2ケ
価格  1mLRペア ¥19,800(税別)、2mLRペア ¥24,800(税別)
* 2m以上の長さも製作可能です。ご相談ください。

ページのトップへ戻る