プリメインアンプ lapis lazuli (ラピスラズリ) / garnet (ガーネット)
Raicho7miniはムジカのフラグシップモデルであるRaicho7のミニアチャライズド・モデルです。
Raicho7の機能とデザインを引き継ぎ、ムジカの伝統的なサイズであるハーフサイズ(幅20cmの一般的なコンポーネントの1/2サイズ)としました。
Raicho7と同等のクオリティを維持したままコストダウンに成功。
天板には天然石を使用し前面、上面、側面にはネジはネジは見当たりません。
単なる工業製品ではなく、そのデザインも楽しんでいただければと考えています。
本機の高域特性は70KHzまで伸びており、 ハイレゾ音源に対応しています。 ノイズレートが低く、デジタル処理を行わない純アナログ回路のため、 24bitの高解像度の音楽信号ももロスなく再生することが可能。 近年、ハイレゾ音源が多くなってきていますが、ファイル形式やD/A変換が注目されることはあっても 増幅回路が議論されることは少ないように思います。 ハイレゾ再生は音源、増幅回路、スピーカーのすべてがハイレゾ対応でないと良さを引き出すことはできません。
本機の音量調節は固定抵抗をリレーで切り替える方式。これはプリアンプRaicho7mini-priと同じものです。 7つの抵抗を組み合わせ64ステップの音量調節を実現しています。 抵抗の組み合わせはコンピューターによって行われ、音楽信号の伝送線路には半導体素子は使用していません。 本機の64ステップではまるで連続可変のボリュームを操作している感覚です。 また、本機はリモコンによって音量調節や音源の選択が可能です。
ムジカの雷鳥シリーズにはトーンコントロールが搭載されており、世代を重ねるごとに改良されてきました。 lapis lazuli(ラピスラズリ) / garnet(ガーネット)には5素子のグラフィックイコライザーを搭載しています。 5つの帯域(90、350、1K、3.5K、9KHz)をプラス6デシベルからマイナス6デシベルまで調整可能。 30年ほど前のグラフィックイコライザーと異なり、最新のグラフィックイコライザーは低歪、ローノイズで挿入感を感じません。
本機は小型ながら60w+60wのパワーを誇りますが、デジタルアンプではありません。 デジタルアンプは小型・低コストというメリットがありますが、 現時点では低音の力強さやダイナミックレンジ、微小信号の歪感においてはアナログアンプに軍配が上がります。 本機はアナログアンプであるにもかかわらず横幅20cmの小型ボディ。 これはスマホやパソコンの小型化による電子パーツ小型高性能化の恩恵によるものです。
本機のボディカラーは2色。『ラピスラズリ』と『ガーネット』です。 ラピスラズリとは、『青い宝石』の意。 17世紀の画家フェルメールが描いた『真珠の耳飾りの少女』ではラピスラズリは細かく砕かれて絵具として使用されています。 ラピスラズリの天板には白い大理石を用いました。 ガーネットのボディカラーは柘榴(ざくろ)色です。柘榴はお釈迦さまが鬼子母神に与えた縁起の良い果実。ガーネットの天板には黒御影石を使用しました。
ラピスラズリの天板にはイタリア産天然大理石『ビアンコ・カラーラ』を使用しています。 ミロのヴィーナスに使用されている美しい乳白色の大理石です。 ガーネットにはインド南東部アーンドラ・プラデーシュ州で産出される天然石『スターギャラクシー』を使用しています。 マグマが凝固したもので、深い漆黒の中にゴールドスポットと呼ばれる金色の粒子がちりばめられた夜空に輝く星のような美しい御影石です。
カスタマイズは高音質化や使勝手向上のためパーツを交換する有償サービスです。 オーディオコンポーネントは多くのお客様にご満足いただける無難な設計になりがち。 しかし、音質最優先のお客様もおみえになれば、デザインに大きなウエイトが置かれることも。 また、常用の端子をハイグレードなパーツに交換したい等々。このような時はカスタマイズをご検討下さい。 カスタマイズは購入時、購入後共可能です。 カスタマイズ一覧表へ
本機には標準でBluetooth入力が搭載されています。そこでMP3プレーヤーを音源として使用するのがおすすめ。 これまでの考え方ではCD等の音源はひとつのコンポーネントであり、ラックに設置するものでしたが、 MP3プレーヤーをBluetoothで使用すると、リモコンを操作する感覚で音楽を選曲することが可能です。 もちろんスマホやタブレット、パソコンからも接続して使用できます。
海外で人気のテレビボックスと呼ばれるメディア再生に特化したコンピューターがあります。コンパクトなボディに多くの機能がつまっています。 OSはアンドロイドが使われており、色々なアプリをダウンロードしてスマホの様に使用します。 ディスプレーを接続し、YouTubeで動画を見たり、TVerでTVをみたり、Tuneinでインターネットラジオを楽しむことができます。 動画ファイルやMP3やFLAC等の音楽ファイルも再生することが可能です。
プリメインアンプにEchoを接続するのもおすすめです。Echoには3.5 mmライン出力端子をもつモデルがあります。 3.5 mmライン出力端子からRCAプラグへの変換ケーブルを使用してプリメインアンプに入力します。 Echoの音は意外に高音質です。私はTune-Inでインターネットラジオを聴くことが多いのですが局によってはかなりの高音質です。 モーツアルトやJAZZのビックバンドに特化した局もあり、無料で音楽を楽しむことができます。
最新のハイレゾ音源を再生するのであればパソコン+ハイレゾ対応のUSB-DACがおすすめ。 本機はカスタマイズによってハイレゾ対応のUSB-DACを内蔵させることができますので、USBケーブルを接続するだけでハイレゾ音源を再生可能です。 ハイレゾ音源の再生には専用のソフトウェアーが必要ですが、 当社でも使用しているTuneBrowserは ASIOやWASAPIにも対応した無料のソフトウェアーで曲の管理もすることができます。
スピーカーを自作されているオーディオファンも多いかと思います。 自作スピーカーにはスピーカーユニットの選択の楽しみがあり、エンクロージャーも自由に設計することができます。 しかし、調整はかなり大変です。ネットワークの組み合わせは多く、 ポートやエンクロージャーは作ってしまうと調整のできないことも。 このようなときにお勧めなのが本機の5素子グラフィックイコライザー。 音楽を再生しながら±6dBの調整が可能です。
2009年、システムコンポーネントに負けないプリメインアンプを開発するというコンセプトで雷鳥のプロジェクトは始まりました。 岐阜県の鳥である雷鳥の名を冠た雷鳥は6回のモデルチェンジを経て、現在に至るまでフラグシップモデルとしてムジカを代表するコンポーネントです。 本機の分類はプリメインアンプですが、これはセパレートアンプの簡易版ではありません。 パーツの種類やクオリティはセパレートアンプと同等です。 プリメインアンプにはプリメインアンプならでは使用方法があるはずだと思います。 今後、プリメインアンプならではの使用方法を検証していき、このページで公開していきたいと思います。 また、オーディオファンは男性が多いのですが、女性も楽しんでいただける製品でありたいと考えています。
● 品 名:プリメインアンプ
● 品 番:lapis lazuli(ラピスラズリ)
● 型 番:Raicho7mini-int/l
● 周波数特性:8Hz~70KHz
● 出 力:60w+60w
● グラフィックイコライザー:5素子(90、350、1K、3.5K、9KHz)
● 出力:バナナ専用スピーカー端子
● 入力:RCAライン入力端子 2系統、Bluetooth 1系統
● 天板:イタリア産天然大理石ビアンコカラーラ
● 外形寸法:W201mm × H74mm × D201mm
● 付属品:電源アダプター
● カラー:マリンブルー
● 標準価格:¥99,800(税込)
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● 品 名:プリメインアンプ
● 品 番:garnet(ガーネット)
● 型 番:Raicho7mini-int/g
● 周波数特性:8Hz~70KHz
● 出 力:60w+60w
● グラフィックイコライザー:5素子(90、350、1K、3.5K、9KHz)
● 出力:バナナ専用スピーカー端子
● 入力:RCAライン入力端子 2系統、Bluetooth 1系統
● 天板:インド産天然御影石スターギャラクシー
● 外形寸法:W201mm × H74mm × D201mm
● 付属品:電源アダプター
● カラー:柘榴色
● 標準価格:¥99,800(税込)
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