ヘッドホンアンプ Cuculo-hpa


Cuculo(ククーロ)シリーズとは?

Cuculoはイタリア語でカッコウを意味します。 ベートーヴェンの交響曲に『田園』という曲があります。 この曲の第2楽章は美しく、心休まる楽章です。 2楽章も終盤になるとクラリネットによるカッコウが登場します。 田園で最も印象的な小節です。 Cuculoシリーズは当社の最上級シリーズであるRaicho(雷鳥)シリーズを補うもので プリアンプやステレオパワーアンプ、プリメインアンプといったオーディオシステムの中枢をなすものではなく、 フォノアンプ等の周辺機器のシリーズです。 CuculoシリーズはRaichoシリーズと組み合わせて使用するだけのクオリティとデザインを備えています。 横幅は119mmとRaicho5シリーズの約半分でとてもコンパクト。 Cuculoシリーズは前面、上面、側面にはネジがありません。

超低インピーダンス出力回路搭載

Cuculo-hpaはラウドネスコントローラー付きインピーダンス変換バッファ Cuculo-laの技術が応用されています。 Cuculo-laには出力インピーダンス6オームの 超低インピーダンスバッファ回路が搭載されています。 これはもう、スピーカーすらドライブできる数値です。 本機はこのバッファ回路をヘッドホンアンプの出力段としています。 近年はスマホをターゲットとしたヘッドホンが多く発売されておりますが、 これらのヘッドホンは一般的なヘッドホンよりもインピーダンスが低く、 通常のヘッドホンアンプではドライブ不足です。 超低インピーダンスによって十分なドライブ能力を確保したヘッドホンアンプは スマホをターゲットとしたヘッドホンはもちろん、 あらゆるヘッドホンに締りのある低域と、ダイナミックな中低域を提供します。

ノルウェー産天然石『エメラルドパール』のトップパネル

Cuculo-hpaのトップパネルにはノルウェー産の天然御影石『エメラルドパール』が使用されています。 エメラルドパールは『石』と『宝石』の中間に分類される高価な石材で『貴石』と呼ばれます。 エメラルドパールの中には半透明乳白色の結晶が数多く含まれていますが、 この部分はムーンストーンと呼ばれる宝石の原石です。 ムーンストーンは6月の誕生石にもなっています。 また、当社が位置する岐阜県・西美濃は昔から石材加工が盛んなエリア。 1936年に竣工された国会議事堂や1918年に竣工された大阪市中央公会堂(中之島公会堂)の大理石は 西美濃エリアで加工されたものです。 近年では中国等で加工される石材が多くなりましたが、 本機のトップパネルは西美濃エリアで加工されたものが使用されています。

厚さ5.5mmアルミ無垢削りだしパネル

Cuculo-hpaのフロントパネルはとても複雑な加工がされています。 アルミニューム無垢材から1枚1枚削り出して製作されています。 プラスチックや薄い鉄板を曲げた「パネルもどき」ではありません。 切削に使用する機械は、たたみ2畳程の大きさ。 高速に回転する刃物がアルミニュームを少しずつ削っていきます。 1枚のパネルを削るのに20分もの時間を要します。 当社が位置する岐阜県・西美濃エリアは自動車産業や航空機産業が盛んなエリア。 こういった特殊技術をもつ協力工場でCuculo-hpaのパーツの80%以上が製造されています。

ライフスタイルに最適化された1台のための豊富なカスタマイズ

カスタマイズは購入時はもちろん、購入後も可能です。
詳細は カスタマイズ一覧表をご覧ください

ヘッドホンアンプ Cuculo-hpa 仕様

●型名  Cuculo-hpa
●電源  24v d.c.
●ボリュームコントロール
●外形寸法  W119mm × H70mm × D196mm
●内容物  DCアダプター
●標準価格  ¥79,800(税別)

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