ドイツ・クアドラル スピーカー ARGENTUM 520


ドイツ・クアドラルの高品位小型スピーカー

クアドラル社は1972年創業のドイツで2番目の規模を誇るスピーカー専業メーカーです。 欧米のスピーカーメーカーは他社製ユニットを組み合わせるアセンブリメーカーであることが多いのですが、 クアドラル社はユニットの開発、ネットワークの設計をすべてを自社で行っています。 その設計思想は堅実で真摯なドイツ人気質にあふれており、 上級モデルである AURUMシリーズで培われたテクノロジーが共有されています。

振動板にシルクが使用された25mmツィーター

ドームツィーターは振動板を軽量にすることができるためより高い周波数まで再生することが可能なツィーターです。 ドームツィーターには振動板の素材にチタンやアルミニュームといった金属を使用するハードドーム型や、 シルクや樹脂を使用するソフトドーム型があります。 ARGENTUMシリーズにも使用されているソフトドーム型は柔らかで耳当たりの良い音質が特徴です。 特に歪感の少ないヴォーカルや弦楽器の美しさはARGENTUMシリーズならではです。

チタンコーティングされた155mmウーハー

かつて大口径ウーハーでなければ超低域は再生できないといわれていました。 近年ハイテク素材の開発によって小口径ウーハーでも超低域再生が可能になっています。 ARGENTUM 520のウーハーは直径155mmですが、45Hzまで再生可能。 小口径ウーハーで超低域を再生すると、コーン紙が大きく振動し、コーン紙の歪が増え、音質が劣化します。 ARGENTUM 520では軽い樹脂の振動板を硬いチタニウムでコーティングすることで軽量で丈夫な振動板を実現。 エッジはウレタンエッジのように風化することがないブチルゴム製。振動板の大きなストロークに耐え、長期間にわたって安定して使用し続けることができます。

『スギテツ』の杉浦哲郎さんも愛用

「クラシックを遊ぶ音楽実験室」をテーマに、 誰もが知っているクラシックの名曲をさまざまな音楽や環境音と融合させ、 聴くだけでなく観て楽しいコンサート活動を続ける ピアノとヴァイオリンのデュオ『スギテツ』のピアノニスト杉浦哲郎さん。
杉浦哲郎さんはARGENTUM 520とプリメインアンプRaicho3intの組み合わせで PCオーディオやアナログディスクを楽しまれています。



ARGENTUM 520 仕様

形 式        2WAYバスレフスピーカー
周波数特性      45~35000Hz
クロスオーバー周波数 3KHz
ツィーター      φ25mm シルクドームツィーター
ウーハー       φ155mm チタンプレートコーンウーハー
寸 法        高さ310mm 幅165mm 奥行250mm
重 量        5.06kg
カラー        ブラック  ホワイト
標準価格       66000円(ペア・税込)

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